【頭皮ケア】地肌をスッキリさせたい方必見!おすすめシャンプーブラシを紹介

【頭皮ケア】地肌をスッキリさせたい方必見!おすすめシャンプーブラシを紹介

「汗や皮脂で頭皮のニオイが気になる」「地肌をスッキリと掃除したい」

地肌についてこのようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。これから暑い夏がやってまいりますが、たくさんの髪で覆われている頭皮を毎日隅々まで洗うのは大変ですよね。

そこで今回は、「シャンプーブラシ」について現役美容師の筆者が解説していきます。シャンプーブラシを日常に取り入れることで、どういったメリットとデメリットがあるのか、どうやって使うのかなども詳しく紹介していきます。

終わりには、美容師がおすすめするシャンプーブラシも併せて載せているので、アイテム選びの参考にしてみてください。

シャンプーブラシとは?

シャンプーブラシとは、シャンプー時に頭皮の汚れを取り除き、同時にマッサージ効果も得られる頭皮ケアアイテムです。最近では、色んな美容メーカーが発売しているので、家で使っている方も増えているかと思います。

ブラシを頭皮に当てて動かすことで、毛穴の中に詰まっている汚れを浮かせてクリアな状態にできる優れものです。ご自宅に1つ用意しておくと、頭皮環境が良好な状態を維持できますよ。

また、頭皮には約50個のツボがあり、ブラシで心地よい刺激を与えることによって自律神経が整い、その他のさまざまな不調の改善にも役立ちます。

美容室で受けるシャンプーの快感は、なかなか自分の手では再現できないですよね。指の腹よりもブラシの細い先端のほうが頭皮まで届きやすく、得られるリラックス効果も高いです。

シャンプーブラシを使う【メリット】

シャンプーブラシを使うメリットとデメリットを紹介していきます。

頭皮の血行が良くなる

シャンプーブラシで頭皮に刺激を与えながら洗うことで、血流の巡りが良くなり、頭皮や髪の毛に栄養が行き渡りやすくなります。

ハリやコシのある質の良い毛髪を育てるには、土台である頭皮環境の状態が良好であることがとても大切です。頭皮の血行が良くなることで、白髪・抜け毛・切れ毛などのさまざまな髪の悩みにアプローチできます。

また、リンパの流れも良くなるので、頭だけでなく周辺の首や肩の凝りが取れて楽になり、むくみ防止にも繋がります。

全身の中でもとくに頭皮は凝りやすく、自分でマッサージしにくい部位でもあるので、こういったケアアイテムを使って改善していきましょう。

頭皮の汚れを取り除ける

シャンプーブラシは、一般的なスタイリング用のブラシと違って先端が細い形状のため、毛穴の汚れを掻き出しやすい特徴があります。

また、ブラシにはピンがたくさん付いており、弾力性のある素材でしなやかなので頭の丸みに沿って動かしやすく、地肌の隅々の汚れをキレイにできます。

頭皮のニオイの原因はさまざまですが、汗をたくさんかく時期に多いのが、汗や皮脂が毛穴に詰まって酸化することで、雑菌が繁殖して脂っぽい臭いを発生させます。

とくに、頭皮は他の部位に比べて皮脂腺が多く存在するので、毎日洗髪を行い毛穴の汚れをクリアにして綺麗な状態を維持することが大切です。

毛穴に皮脂や汚れが詰まっていると、新たに生えてくる髪の成長に必要な栄養が届きにくくなったり、今ある髪にも栄養が届かなくなり抜け毛が増える要因の1つに繋がります。

また、指の腹でしっかりと地肌を洗っているつもりでも、シャンプー剤の流し残しが起こりやすく、毛穴を詰まらせる原因になるので、流せているか心配の方はシャンプーブラシを使ってみることをおすすめします。

顔のリフトアップ効果がある

頭皮と顔の皮膚は1枚で繋がっているため、ブラシを当てて上に向かって頭皮を動かすことで、顔のリフトアップ効果があります。

年齢とともに気になる頬のたるみや、額のシワなど、シャンプーブラシを取り入れることで改善が期待できます。

シャンプーが楽になる

髪の毛が短い方だとブラシの通りが良く、地肌全体の汚れをスッキリと取り除くことができるので、ブラシだけで毎日のシャンプーを完結させることが可能です。

シャンプー剤を手に取り、地肌と髪の毛に馴染ませてからしっかりと泡立てを行い、ブラシを使って頭皮全体を洗っていきます。

髪の毛が長い方は、どうしても髪の毛が邪魔をして地肌にスムーズにブラシを通すことができないので、ブロッキングをして少しずつ地肌にブラシを当てていきましょう。

そうすることで、指の腹を使って洗いにくい後頭部や襟足などの箇所の洗いムラを無くすことができます。

また、髪の毛の長さを問わず後頭部は洗い残しが多い部分なので、シャンプーブラシを取り入れることでしっかりと洗うことができます。

シャンプーブラシの【デメリット】

使い方次第で抜け毛や切れ毛の原因になる

シャンプーブラシを使う際に、泡立てが不十分だと髪への摩擦力が高まり、切れ毛の原因になります。

とくに髪質が細い方やエイジング毛の方は、もともとハリやコシが少ないため絡まりやすいので、もこもこの濃密泡を作った状態でブラシを頭皮や髪に当てていきましょう。

また、キューティクルの流れに逆らってしまうとダメージに繋がるので、ブラシは頭皮から毛先の流れに沿って通していきましょう。

頭皮を傷つけてしまう可能性がある

シャンプーブラシは商品によって、ピンの硬さが異なります。選ぶ基準は、刺激の強弱の好みによりますが、硬いブラシを使う場合は、力加減に気を付けましょう。

また、毛穴の汚れを掻き出しやすくするために先端が細いものが多いので、力を強く入れてブラッシングしてしまうと頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。

頭皮を傷つけないように、同じ場所に何度もブラシを通さない、指の腹で洗う時と同じような強さでゴシゴシ洗わない、などの工夫が必要です。

あまり長時間ブラッシングをするのも良くなくて、頭皮のバリア機能に必要な皮脂も取り除いてしまうため、適度な回数と時間で行いましょう。

また、頭皮が痒いとブラシでゴシゴシ洗ってしまいがちですが、痒みが発生している部分が炎症を起こしていた場合、悪化させてしまう恐れがあるので注意しましょう。

ブラシの管理方法に気を付ける

シャンプーブラシは、主にお風呂場で使うことをメインとしています。そのため、お風呂場で保管をする人が多いと思いますが、濡れたままで湿気ている状態が長く続くとカビやニオイの原因に繋がります。

使い終わったら、しっかりと水気を切り、通気性の良い洗面所に移動させるか、お風呂場を乾燥したり換気したりして、ブラシを完全に乾かすことを心がけましょう。

シャンプーブラシの正しい使い方!

ここでは、シャンプーブラシの使い方を紹介していきます。

  1. 予洗い
  2. 泡立て
  3. ブラッシング
  4. すすぎ
  5. トリートメント
  6. すすぎ

まず、予洗いで髪や頭皮に付着した汚れやホコリを十分に流していきます。この予洗いをしっかり行うことで泡立てが楽に行えて、スムーズにモコモコの濃密泡を作ることができます。

泡立てが終わったら、ブラシを額の位置に当てて後ろに向かって通していきます。後頭部は髪の密度が高いため、ブラシを小刻みに動かして頭皮までピンが届くように、頭皮全体を洗っていきましょう。

すすぎのお湯の温度は、約36℃のぬるま湯に設定し、シャンプー剤の流し残しがないように十分にすすぎます。お好みのトリートメントで毛先を整えたら終了です。

おすすめのシャンプーブラシを紹介!

ここでは、美容師がおすすめするシャンプーブラシを紹介していきます。

Putelo(プテロ)スカルプクリアブラシ

Putelo(プテロ)スカルプクリアブラシは、先端の丸いピンが指では取り除けない汚れをしっかり掻き出し、クリアな状態に仕上げる頭皮専用ブラシです。

ブラッシングによるマッサージで、頭皮がほぐれて血流が良くなり若々しくシャープな印象を与えてくれます。シャンプー時はもちろん、ドライ時にも使えてブラシをいれるだけでキューティクルが整いツヤツヤ髪へと導きます。


G-ZERO COIL(ジーゼロコイル) MICROCURRENT ION SHAMPOO BRUSH

美容師との共同開発で誕生した、「マイクロカレント」を自然発生させる新発想のシャンプーブラシです。使うたびに微弱電流が、泡をファインバブル化させたクリーミー泡を作り、洗浄力をアップさせて髪と頭皮をキレイな状態に導きます。

シリコン素材で握りやすく、コンパクトなサイズ感で持ち運びに便利です。また、シリコン自体にマイナスイオン鉱石を配合したことでマイナスイオン効果を高めて、髪がしっとりした質感に仕上がります。


まとめ

本記事では、シャンプーブラシについて解説しました。正しい使い方でシャンプーを行うことで、頭皮や髪の汚れを楽に取り除き、気になるニオイも軽減します。

手だけでは取り除けなくて、蓄積してしまっている毛穴の汚れをキレイに掃除して、健康的な頭皮を手に入れましょう。