「KINUJO PROとは?」「じわじわと人気を集めているKINUJOって?」
新しいへアケア製品を探している方の中で、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
近年、さまざまなメーカーから高級ドライヤーやヘアアイロンが発売されており、どれが使いやすいのか悩んでしまい、なかなか購入に踏み切れない方が多いと思います。
そこで今回は、「KINUJO PRO」と「KINUJO」の違いについて現役美容師の筆者が解説していきます。KINUJO PROのヘアケア製品も併せて紹介しているので、ドライヤーやヘアアイロンの買い替えを検討している方は参考にしてみてください。
KINUJO PROとは?
公式Instagramより(@kinujo.jp)
KINUJO PROは、2012年5月に設立した株式会社KINUJOが、サロンで働くスタイリスト用に開発したプロフェッショナルシリーズです。美容室専売品なので、正規販売しているサロンでのみ取り扱っています。
一般のKINUJOシリーズと比べて、美容師がサロンワークで使いやすい性能や機能性を兼ね備えているのがPROシリーズです。
- ドライヤー
- カールアイロン
- ストレートアイロン
現段階では、上記の3製品を展開しており、どれも使い勝手が良く、より美しくスタイリングができるので仕上がりのクオリティが高まります。
KINUJOドライヤーとPROドライヤーの違いとは?
(公式HPより)
KINUJOドライヤーとPROドライヤーには、以下の違いがあります。
KINUJOドライヤー |
PROドライヤー |
|
価格 |
¥35,200(税込) |
¥46,200(税込) |
重さ |
約348g |
約333g |
色展開 |
ホワイト・モカ |
ブラック |
コードの長さ |
約2m |
約3m |
モード設定 |
3つのモードがある |
シルクモードで冷風・温風調節が可能 |
消費電力 |
1250w |
1350w |
どちらも、速乾性・軽量・ツヤ出しを兼ね備えている業界トップクラスのドライヤーです。
PROドライヤーは、KINUJOドライヤーには備わっていない「シルクモード」を搭載しています。温風・冷風の自動コントロールで、オーバードライを防ぎ保湿しながら乾かすことが可能です。
一方のKINUJOドライヤーは、3つのモード「GLOSSモード・SCULPモード・SWINGモード」を切り替えてサロンクオリティに仕上がります。また、マイナスイオンが静電気や広がりを抑えて、まとまり感があり、しっとり髪へ仕上げます。
PROドライヤーがKINUJOドライヤーよりも、コードの長さが1m長いのは、サロンで使うことを想定して、長いほうが使い勝手が良いからです。
KINUJOストレートアイロンとPROストレートアイロンの違いとは?
(公式HPより)
KINUJOストレートアイロンとPROストレートアイロンには、以下の違いがあります。
KINUJOストレートアイロン |
PROストレートアイロン |
|
価格 |
¥24,200(税込) |
¥28,000(税込) |
重さ |
約245g |
約235g |
色展開 |
ホワイト |
ブラック |
プレート幅 |
約28(W)×100(H)mm |
約24(W)×90(H)mm |
コードの長さ |
2.5m |
3m |
温度設定 |
約130℃~約220℃ |
約50℃~約220℃ |
KINUJOストレートアイロンは、PROに比べてプレート幅が太いので、一度に挟める毛束の量を多く取れます。ただし、ショートヘアのスタイリングや、顔周りの流れを作りたい時に大ぶりのプレートだと扱いにくいと感じるかもしれません。
一方のPROストレートアイロンは、プレート幅が細くてコンパクトなので顔周りや細かい部分のスタイリングがしやすいメリットがあります。また、手にフィットする形状なので握りやすく、操作性に優れています。
KINUJOとPROのどちらも10℃刻みで温度調節が可能ですが、それに加えてPROは最低温度が50℃なので、毛先のダメージに考慮した低温設定ができる仕様です。根元の立ち上げや、おくれ毛や前髪だけを整えたい時は、100℃以下で十分にスタイリングできます。
また、KINUJOには、前回設定した温度を記憶して、次もその温度からスタートできる「温度記憶機能」がありますが、PROにはありません。そのため、電源を入れると180℃スタートなので、違う温度で使いたい時は毎回温度調節をする必要があります。
KINUJOカールアイロンとPROカールアイロンの違いとは?
KINUJOカールアイロンとPROカールアイロンには、以下の違いがあります。
KINUJOカールアイロン |
PROカールアイロン |
|
価格 |
¥24,200(税込) |
¥28,000(税込) |
重さ |
約280g~315g |
約313g~350g |
色展開 |
ホワイト |
ブラック |
バレル径サイズ |
38mm・32mm・26mm |
32mm・26mm |
コードの長さ |
約2.5m |
約3m |
温度設定 |
約100℃~200℃ |
約100℃~200℃ |
PROカールアイロンは、髪の毛を巻きつける部分(バレル)が全長135mmの超ロングバレルを採用しているので、1度にたくさんの髪を巻き上げることが可能です。ロングヘアの方のスタイリングも、短時間で一気に終わらすことができます。
2つカールアイロンに共通することは、KINUJO独自開発の「シルクプレート」を採用していることです。
ほとんどのヘアアイロンは、髪をプレートで挟むとジューっと音を立てて水蒸気爆発が起こり、ダメージの原因になるのですが、シルクプレートは水蒸気爆発が起こりません。そのため、ヘアアイロンによって髪の水分を奪うことなく、優れた保湿力でしっとり髪に仕上がります。
バレル径サイズは、26mmと32mmは共通なので、レングスと好みのスタイリングに合わせて選択できます。ロングヘアで大きめのカールスタイルがお好みの方は、KINUJOの38mmがおすすめです。
KINUJO PROのドライヤーとストレートアイロンを紹介!
(公式HPより)
ここでは、KINUJOプロのドライヤーとストレートアイロンの特徴を詳しく紹介していきます。
KINUJO PRO Straight
- 独自開発のシルクプレートを採用
- うるおいを残してツヤ髪に仕上がる
- ヘアカラーの色落ちが軽減
KINUJO PRO Straightは、全国トップサロン7,000店舗が導入しているプロ仕様のストレートアイロンです。
独自開発したシルクプレートは、200℃でも水蒸気爆発を起こらない優れた保湿力を持つため、しっとりツヤ髪に仕上がります。摩擦低減効果により、髪表面のキューティクルが剥がれるのを防ぐので、プレートで挟んだ感触も滑らかです。
また、シルクプレートは、熱ダメージによる色素破壊やカラー剤の流出を軽減し、ヘアカラーの色落ちを緩やかにします。カラー後にアイロンを使用しても、色落ちしにくいのは嬉しいポイントです。
時間に追われているサロンワークでは、ヘアアイロンが適正温度まで達する速さも重要で、KINUJO PROの場合は、プレート温度が200℃に達するまでわずか約30秒です。業界随一のスピードで温まり、素早くスタイリングに入れます。
約50℃〜220℃(18段階)の幅広い温度調節で、毛先のダメージ具合に合わせて温度を変えられたり、根元の立ち上げに使ったりと使い方は多岐に渡ります。
KINUJO PRO HAIR DRYER
- 業界トップクラスの超大風量
- 圧倒的な軽さで腕や肩が疲れない
- 2種類の遠赤外線で熱効率アップ
KINUJO PRO HAIR DRYERは、大風量・速乾性・軽量を兼ね備えているプロ仕様のドライヤーです。圧巻の大風量+遠赤外線の相乗効果でドライ時間を大幅にカットし、サロンワークの効率化を実現します。
ボタンが3つ(温度・風量・シルク)だけなので、シンプルで操作性にも優れており、乾かしながら簡単にボタン調整することが可能です。
最新機能「シルクモード」は、温風と冷風の自動コントロールで乾かしすぎることを防げるので、オーバードライになるリスクを軽減し、保湿しながら美しい髪へと導きます。
従来のモーターより小型化された最新BLDCモーター搭載により、本体質量わずか333gという超軽量化を実現。ドライヤーの重さは、腕や肩の負担に直結するので、軽量のドライヤーだと大幅に身体への負担が軽減できるのが嬉しいポイントです。
また、持ち手がコンパクトに折りたためるので収納スペースに困りません。軽量なので持ち運びがしやすく、旅行先や帰省する時などに持参しやすいです。
まとめ
本記事では、KINUJO PROとKINUJOの違いについて解説しました。
高い機能や性能が備わっているドライヤーやコテが増えてきているので、その中でも自分が使いやすそうだ、と感じるアイテムに出会えると良いですね。