「今秋のトレンドカラーは?」「ヘアカラーを長持ちさせる方法とは?」
季節に合わせて、ヘアカラーチェンジをしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。せっかく綺麗に染まった髪色、なるべく長く色持ちしてほしいですよね。
そこで今回は、髪色を長持ちさせるコツや、秋のトレンドカラーを現役美容師の筆者が解説していきます。
秋のトレンドカラー
今秋のトレンドカラーは、「深みのある色」「レッド系」「透明感」「ブラウン」などが、キーワードで注目を集めています。
暗めのシアーブラウン
引用:@album_mayumiさんのInstagramより
暗髪ですが、透けるような透明感を感じられる「シアーブラウン」。落ち着いた印象を与えて、髪が柔らかく軽やかに見えるのが魅力です。
赤みやオレンジみを抑えた寒色系のブラウンのため、パーソナルカラーがブルーベースの方におすすめです。イエローベースの方は、少し暖色系寄りのブラウンを混ぜることで似合わせが可能です。
レッドブラウン
引用:@album_mashiroさんのInstagramより
毎年、秋になるとオーダーが増える「レッドブラウン」。温かみのあるブラウンと赤をMIXした髪色で、普段と違った、少し髪色に変化を付けたい方におすすめです。
暖色系カラーなので、イエローベースの方におすすめです。赤は、色味の中でも日本人の髪と相性が良く、ブリーチなしでも色味を表現しやすい特徴があります。
ダークブラウン
引用:@naagiisa_____さんのInstagramより
ナチュラルなツヤカラーの「ダークブラウン」。髪色に変化を付けたいけれど、職場の規定や学校のルールなどから、"色を入れたカラーにすることができない方"におすすめです。
髪本来の美しさを表現でき、清楚で優しい雰囲気に。ブリーチなしでできる髪色なので、誰でも挑戦しやすく、色持ちも良いカラーです。
オレンジブラウン
引用:@album_noelさんのInstagramより
元気でエネルギッシュな雰囲気になれる「オレンジブラウン」。オレンジ系カラーは、季節問わず人気があり、トーンによって印象が変化する髪色です。
オレンジを多めに入れると、元気で活発な印象になり、ブラウンを多めで少しのオレンジを加えると、落ち着いた印象に仕上がります。オレンジは、赤みが強い日本人の髪と相性が良いので、他のカラーに比べて1回のカラーリングで理想の色に仕上がりやすいです。
秋カラーを長持ちさせるコツ
ここでは、秋カラーを長持ちさせるコツを紹介していきます。
紫外線対策
秋は夏に比べると、日差しが落ち着いて紫外線も弱まりますが、油断は大敵です。紫外線は一年中降り注いでいるので、髪や肌を守る対策が必要です。
髪は紫外線を浴びると、表面のキューティクルが損傷し、髪内部のタンパク質がダメージを受けてハリやコシが無くなります。また、キューティクルに隙間ができることで、染料が流出しやすくなり、カラーの色持ちが悪くなります。
ヘアカラーを長持ちさせるためにも、帽子や日傘・髪用のUVスプレーを活用して、直射日光を避けることを意識しましょう。
熱ダメージの軽減
ヘアカラー後の髪は、キューティクルが不安定でダメージを受けやすい状態なので、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱ダメージを軽減することが大切です。
タオルドライをしっかりと行い、なるべく水分をよく拭き取ってからドライヤーをすることで、より短時間で髪を乾かすことができます。仕上げに冷風を髪に当てることで、開いていたキューティクルが閉じるので、染料流出を防ぎ、ツヤのある髪へ仕上がります。
ドライヤーの前に、アウトバストリートメントを髪に付けて馴染ませることで、熱ダメージから髪を保護し乾燥を防ぐことが可能です。
ブリーチを使わないでカラーをする
ブリーチカラーは、オシャレで理想的な髪色を叶えられるため、憧れる人も多いと思いますが、髪へのダメージがかなり大きいので、色が落ちるスピードも早いです。そのため、色持ちを優先するならば、ブリーチをしないで、できる限り理想に近い髪色にしてもらうことをおすすめします。
"ファッションカラーで一度髪を明るくした後に色を入れる「ダブルカラー」"だと、ブリーチよりも少ないダメージで、なりたい髪色にすることも可能です。自分がしたい髪色は、ブリーチなしでもできるのか担当の美容師さんに相談してみましょう。
髪はすぐに乾かす
髪は、濡れているときが最もダメージを受けやすくデリケートな状態です。
お風呂上がりに濡れたままにしていると、どんどん染料や水分が流出してしまい、色落ちが早くなったり乾燥しやすくなったりします。そのため、お風呂上がりはなるべく早くドライヤーで髪を乾かしましょう。
おすすめのケア商品を3選紹介!
ここでは、褪色防止ケアができるおすすめの商品を3選紹介していきます。
ホーユー『プロマスター カラーケア リッチ シャンプー』
プロマスター カラーケアは、ヘアカラー後のダメージ補修に特化したブランドです。カラーを繰り返して毛髪内に空洞が発生しているところに、補修成分「LMCイコライザー」がアプローチをして、傷んでいる部分をケアします。
また、保湿力の高い「モイストヒアルロン酸」配合によりカラーによる髪の水分保持力低下を補修。毎日使うことで、うるおい感あるしっとりした質感へ仕上がります。
WELLA『アルタイム リペア ミラクルヘアトリートメント』
髪を集中的に強化・補修し、なめらかさと扱いやすさを持続させるダメージ補修ミストです。
230℃までの熱から髪を守るので、タオルドライ後のタイミングで髪に付けて使用し、ドライヤーの熱ダメージから髪を守ります。オイルやミルクを重ねて使うことも可能です。ヘアカラーで傷んだ髪を補修して、サラサラしっとりしたヘアに仕上がります。
ホーユー『プロステップ ヘアケア アウトバストリートメント ミルク』
カラー剤を開発しているホーユーならではの、「ヘアカラーユーザーのための」ヘアケア商品です。カラー後の褪色防止・ダメージ抑制などに特化しており、なめらかな指通りでしっとりまとまりのある髪へ仕上がります。
ココナッツ油(毛髪補修成分)・パーシック油(毛髪保護成分)・グレープシード油(毛髪保護成分)配合。香りは、女性らしさを表現したローズフローラルの香りです。
まとめ
本記事では、髪色を長持ちさせるコツや、秋のトレンドカラーを解説しました。褪色防止ケアに力を入れることで、より長い期間、お気に入りの髪色を持続させることができます。季節ごとに髪色をアップデートして、色んなヘアカラーを楽しみましょう。